霊峰ターゴンのはるか上空に住むとされている神のごとき永遠の存在。ラッコールの民は、昔から偉大で未知なる天空の存在であり、人間の想像の範疇を遥かに超えるほど強大であると考えている。 数世紀に一度、神髄たちは霊峰ターゴンに降り、その価値を認められた登山者の身体に宿ることがある。神髄に選ばれた者たちは神髄、神髄の器などと呼ばれ、定命の者では到底理解しえない運命と共に、この世のものではない非人間的な神髄の力を授かるとされている。